PMP-PDUの具体的な申請方法解説します【2023年版】

スキルアップ

PMP(Project Management Professional)を取得したのは良いけど、資格を維持するには3年ごとに更新が必要です

僕自身2021年にPMPを取得して以来、頭の片隅にあったけど手をつけていなかったPDUの更新を、重い腰を上げてやってみました

いざやってみたらとても簡単だったので、備忘を兼ねてPDU申請方法を解説します

1.PDUの仕組み

申請方法の前にPDUの仕組みについて簡単に解説します
仕組みはすでに知っていて、申請方法だけ知りたい人は2.PDU申請方法まで飛ばしてください

PMPを取得した後も、継続的に学習を続けることが求められています
PDUは学習の単位であり、およそ1時間の学習=1PDUです
更新までに60PDU(つまりおよそ60時間の学習をしたことを申請する必要があります)

PDUを申請する学習の種類は大きく以下の2つの分類に分かれます

  • Education(最低35PDUの申請が必要)
  • Giving Back(最大25PDUまで申請可能)

1.1.Educationとは

Educationは自身のマネジメントスキルを伸ばすための活動のことです
自己学習やトレーニングの受講などが該当します
この後説明する、読書もこの中に含まれます

Educationの内訳はさらに以下の3つのカテゴリに分かれています(2022年5月に改定されました)

カテゴリ概念
Ways of Working(働き方)仕事を成し遂げるためのさまざまな方法やスキル
予測型、アジャイル、デザイン思考など、成果を上げるために様々な方法を習得する
Power Skills(パワースキル)協調的リーダーシップ、コミュニケーション、革新的マインドセット、目的志向、共感力などの対人関係スキル
様々なステークホルダーへの影響力を維持するためのスキルを習得する
Business Acumen(ビジネス感覚)組織や業界におけるマクロとミクロの影響力を理解し、適切な意思決定を行うための機能、知識
プロジェクトの自組織への影響を把握し、効果的な意思決定を行うためのスキルを習得する
タレントトライアングルについて

3つのカテゴリはタレントトライアングルと言います
それぞれ最低8PDUは申請する必要があります

1.2.Giving Backとは

Giving Backとは自身のスキルを他者へ還元する活動のことです
専門知識を活かした実務やプレゼンテーション、セミナーやブログなどでの知識の共有などが該当します

実務は多くの人が一番時間を注いでいる活動だと思いますが、3年間のサイクルの中で最大8PDUまでしか申請はできません

2.PDU申請方法

2.1.PMIのサイトにログイン

PMIのサイトの右上のlog inからユーザ名、パスワードを入力しログインします。

2.2.PDUレポートを申請する

メニューのCertificationsからReport PDUsを選択し、PDU申請画面を開きます

現状は11種類の申請方法がありますが、全ての種類で申請する必要は無いです。Educationの説明にも書きましたが、Educationの中から最低35PDU、Give Backの中から最大25PDUとなればOKです

今回はReadを選択して申請してみます。Readでは、プロジェクトマネジメントに関する著書の読書にかかった時間をPDUとして申請できます。

まずはページ上部のActivity Information枠内のAuthorに著者、Titleに本のタイトル、Descriptionに本の内容や感想を入力します
URLはオプションなので空白でも大丈夫です

あとはページ下部のPDUs Claimed枠内のタレントトライアングルの3つのカテゴリから、本の内容に該当するものに読書時間を割り振ります
(例えば、アジャイルに関する本を5時間で読んだなら、Ways of Workingに5PDUです)
1つの本で複数のカテゴリに分散して割り振っても大丈夫です

最後に「I agree this claim is accurate.」にチェックを入れて、「Submit」を押して完了です!

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